「うん」 「だからさ、止まれない… 止まるのが怖い… 今まで出来たことができなくなるのが怖いんです…」 「そっか… だから誰にも話したくない… 止められてしまうのが嫌なんだね…」 「はい… でも下山先生の気持ちを考えると申し訳ないことしたなと思ってます… 冷たく突き放すような言い方してしまったので…」 「下山先生なら大丈夫だよ 昨日、少し落ち込んでたけど… 私はね言いたくなければ言わなくてもいいと思う でも少しだけ下山先生の話も聞いてあげてほしいな もう一回だけ話してあげて…?」