「嘘だよな… 倒れた日見えてなかったって言ってたじゃん… それで怖くてもう嫌だって思ったんだろ…?」 「……あの日はたまたまです」 「もう嘘つくなよ… 頼むから… 一人で抱え込むなよ… それとも俺じゃ頼れない…? 信用できない…?」 「そんなことないです!」 「だったら…!」 「先生にも誰にも言えない秘密、一つや二つ位ありますよね? それと同じです だからこの件にはもう触れないでください」 「それは無理だよ… それにお前は一つや二つじゃないだろ? たくさんあるでしょ…?」