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「翠ー!!おっはよー!」
「…っびっくりしたあ。朝から元気だね、おはよ明那。」
教室を目指して歩いていた私の背後から飛びついてきた明那。
この高校でできた唯一の友達。
悪夢を見て朝から疲れてる私とは正反対な元気っぷり…。
「相変わらずポーカーフェイスな翠ちゃん…でも、そんなところも可愛いから好きっ!」
「ちょちょ……」
とまた抱きついてくる……あんたの方がよっぽど可愛いよ…。
綺麗に染まった茶髪をゆるく巻いていて、整ったパーツにそれぞれ綺麗なメイクが施されてる。
それと比べて私は髪を巻いたり濃いメイクもしない。
「それよりさ!今朝サクラちゃんが紫月様を拝めたんだって!私も見たかった〜…」
「へ、へーそうなんだ…。」
全く興味がない私はこの話題にいつもついていけない。
完全にアウェーなのに、明那は目をキラッキラに輝かせながら話し続ける。
