もう一度、君の笑顔を。





言えるわけない。

屋上行って、一緒にサボって、キスしてました。なんて、絶対言えない。


「行ってない行ってない!!ちょっと噂で聞いて、本当なのかなあって…」


「なんだあ、行ってなかったのか…。んールールみたいな感じより、暗黙の了解みたいな感じかな?まあ紫月様しか使えないってのは一部の人しか言ってないみたいだけどね。」


「そ、そうなんだ……。」


「気をつけなね。暗黙の了解とはいえど、ルール破ったらすぐに青蘭の人たちが出てくるって噂だから。」


「青蘭の人たちが出てくるって?」


「……制裁、だよ。青蘭幹部の人たちの権力はすごいからね、何か問題が起きたら出てくるのは先生たちじゃなくて、青蘭幹部の人たちだよ。」



少しトーンを落として話した明那にバレないように、唾をごくっと飲み込んだ。