もう一度、君の笑顔を。





「翠がいないとつまんないから、私はありがたいんだけどねー。」


明那は女の私でもドキッとしてしまうことをサラッと人に言うところがある。

でも無意識でやってるのもわかるから、そういうところが好きだったりもする。


昼休みがもうすぐ終わる頃、なんやかんやで聞くことができなかったことを聞いてみた。



「そ、そういえばさ……ここの屋上のことなんだけど。紫月…様しか使えないって結構有名なの?」


「っえ!!屋上行ったの?!」



上半身を乗り出して目を見開いた明那。

興味津々すぎて、逆に怖いってば……。