もう一度、君の笑顔を。





言えるわけない。

屋上行って、一緒にサボって、キスしてました。なんて、絶対言えない。


「行ってない行ってない!!ちょっと噂で聞いて、本当なのかなあって…」


「んールールみたいな感じより、暗黙の了解みたいな感じかな?まあ紫月様しか使えないってのは一部の人しか言ってないみたいだけどね。」


「そ、そうなんだ…。」


「っていうか、なんか騒がしくない?」


明那にそう言われて教室を見渡してみると、女子がいない。え、なにこの現象。

と思えば廊下から、


「なんで冬馬様と暁良様が?!」

「キャー!!久々に拝めて嬉しいー!!」

「今日もかっこいいです冬馬様!!」


まさかの青蘭幹部のお出ましだった。

なんかあんな騒ぎ立てられて生活しづらそうだなあ…