もう一度、君の笑顔を。





あれからなんとなく屋上に行きづらくなって、1週間が経った。

紫月しか入れないところなんだったら、最初からそう言っといてほしかったよ…。

あんなイケメンなんだし、誰にでもあんな感じなんだろうな…。別に約束してた女1人が来なかったとはいえ、彼には何も問題はないだろう。

久我くんもあれから授業サボってて会えてないし…。


まあそんな気にしすぎなくて大丈夫か!うん!私は私の生活を守るんだ。

この穏やかな生活を壊したくないんだ。



「最近授業サボらなくなったね?」


「あーうん、まあねー」


「翠がいないとつまんないから、私はありがたいんだけどねー」


女の私でもドキッとしてしまったよ。サラッと人を喜ばせる天才か…?


「そ、そういえばさ。ここの屋上って、紫月…様しか使えないって結構有名なの?」


「っえ!!屋上行ったの?!」