もう一度、君の笑顔を。

倉庫の奥にはソファーの並んだ応接室のような空間があり、3、4人は座れるであろうソファーに明那と並んで腰を下ろした。


目の前には2人かけのソファーに座る冬馬さんと
斜め前には、明らかに主役っぽい人が座りそうな1人がけのソファーに紫月さんがいる。



「なんか食べ物買って来させるけど、なんでも大丈夫?」


冬馬さんはスマホ片手に聞いてきたが、助けてもらった上にそんなわがままを言えるわけもなく・・・



「なんでも大丈夫です。わざわざすみません。お金はちゃんと出しますので。」


「いいのいいの!俺らがここまで連れてきちゃったんだし。」



明那は落ち着かないのか周りをキョロキョロしている。

私も確かに落ち着かないが、冷静を保とうと小さく深呼吸をした。