もう一度、君の笑顔を。

とりあえず乗るしかないか・・・

冬馬さんがドアを開けて乗るように促してくる。


「翠ちゃんは紫月の隣ね!」


「え?」


は・・・?明那が隣に座ると思っていたし、どうして紫月さんの隣・・・?


車に乗せてもらっている分際でそんなことも言えず・・・
2列あった座席の1番後ろに紫月さんが座っていたため、なるべく身を縮こませながら隣へ座った。


その前の列に明那と冬馬さんが座り、車は発車した。