もう一度、君の笑顔を。





キーンコーンカーンコーン______




……ん?

やっば!私寝ちゃってた?!


「起きたか。」


「うわっ!」


私って驚くと変な声が出るんだな…って、そうじゃなくて!

私と紫月の位置と体勢は変わっていなかったが、明らかに日が暮れかけていた。



「え、今何時?」


「んー15時30分くらい?」


紫月は欠伸をしながら答えた。


「15時半?!」



え、嘘でしょ。もう授業全部終わってるじゃんよお!

しかも紫月の隣でそんな長時間寝てしまうとは……



「俺は途中起きてたけどな、お前ずっと爆睡だったな。」


「なんか……ごめん。」


「なんで謝るんだよ。」



つい癖で謝ってしまったが、そう言って笑ってくれた紫月に少しホッとした。

安心感、というのか、無防備でいられる、というのか…

いつもは頑張ってしまう体が、この人の前だと勝手に気を抜いてしまうような感覚。