もう一度、君の笑顔を。

私は少し安心してしまったのか、そのまま膝から脱力して座り込んでしまった。


「え!待って待って、大丈夫!?」


急に制服姿の男がそう言いながらこちらに駆け寄ってしゃがみ込み、明那も慌てて私の隣に座り込んだ。

この人、さっき助けてくれた人か・・・可愛らしい声してるな。



「あ、ちょっと緊張がほぐれて脱力しちゃっただけなので、大丈夫です。それより、さっきはありがとうございました。」


「あーあれは俺じゃないし、とにかく無事で良かったよ。てか、少し俺らのところで休んでいく?こんな街中だし」


「いや、すぐよくなると思うので、大丈夫です。」


「そんなこと言わずに!いいよね?紫月」



そう言って彼は後ろへ振り返る。

どんどん話が進んで戸惑いが隠せないまま、彼の後ろに立つ人を見上げた。



ん?あの人って・・・

銀髪にあの目・・・今朝の・・・


「あっ!!」