「しーづーき。わかった?」
「わ、わかったよ。…し、紫月。」
「よろしくな。翠。」
ニコっと満足そうに笑った。
強すぎる顔面で覗き込んでくるもんだから、圧に負けてしまった…。
にしても、噂の紫月様がこんな人だったとは…。まあ想像も何もしていたわけじゃないけど。
「じゃ…じゃあ、私はこれで……。」
さすがにここで2人でいるわけにはいかないし。
特等席は諦めて、他の場所探すかなあ。
ここで私も昼寝したかったのに!
「授業終わるまであと30分以上あるぞ。」
「うっ……」
立ちあがろうとした私に現実を突きつけてきやがった…
そうだよ!ここでサボりたかったんだよ!全部わかりやがって…。
「で、でも……」
「ここにいろよ。」
「っ……は。」
