「翠〜またご飯それだけなのー?」
昼休み。
明那がそう言いながら見る先には私の手に握られているゼリー飲料。
「あーあんま食欲ないんだよねー。」
「大丈夫?1人暮らしなんだし、なんかあったら言ってね?私力になるよ!」
「ありがとね、夜はちゃんと食べます…。」
「うん!ちゃんと食べてね。ただでさえ細いんだからー。」
些細なことで心配をかけてしまうのが心苦しいんだけど、明那も人のこと言えないくらいに細い。
でも自分にはもったいないくらい優しい友達をもったと思う。
可愛いし優しいし、告白されてる回数は私が知る限りでも数え切れないくらいされてる。
久我くんも明那とかに構ってもらえばいいのになあ…
「っていうかさ、やっぱり仁様って翠に気があるんじゃないかな?」
「っ……は?!」
