同好会の活動以外で…か……。
「それって、二人でどこかに遊びに行ったり…ってことだよな?」
「そうですね」
「どこに行けばいいと思う? ていうか、そもそも俺と二人で行ってくれると思う?」
「そんなの知りませんよ。 というか俺に聞いてどうするんですか? 仮に俺がプランを立てたとして、その場で何か困ったことがあったらまた俺に指示を仰ぐんですか? 先輩がアホな人だということは知ってましたけど、そこまで何も出来ないアホだったんですか?」
「う……すみません……」
神代の表情はいつもと大差ないけど、声はメチャクチャ苛立ってるように聞こえる。
ほんと、ごめんなさい……。
「まったく……ポンコツな先輩がいつも以上にポンコツになってどうするんですか」
「……ごめん……。 こういうの、全然わかんなくてさ……」
「俺だってわかりませんって。 とにかく、あとのことは自分でなんとかしてくださいね?」
「……うん、そうします」
そうだよな。
こういうのは、自分でなんとかしなきゃ意味がないもんな。
「神代、色々ありがとう」
「何に対して言ってるのかわからないですが、どういたしまして。 このあと俺は自室で作業しますけど、先輩は?」
「あーじゃあ俺も上で作業しようかな。 その方が疲れた時にすぐ寝られるし」
「ですね」
そう会話しながら、端に移動させていたテーブルを元の位置に戻す。
それからそれぞれ必要な物を持って、二階へと移動した。
「じゃあ、また。 零時くらいまでは起きてると思うんで、何かあったら声かけてください」
「ん。 そっちもな」
と挨拶を交わしたあと、神代と別れる。
二階には横並びで部屋が三つあり、階段を上ってすぐの部屋は神代の自室だ。
そしてその隣が神代の叔父さんの部屋。
そして俺が使わせてもらってるのは、一番奥の部屋だ。



