……もしかして、私の体質に気がついた?
だからこそ呼ばれたのかな?
と思ったけれど、
「諏訪だけじゃなくて、他にも数人呼ばれてるっぽいから……何かの手伝いかもしれないよ」
「……あ、ほんとだ」
見れば、食堂に残ってるうちの中の数人が、私と同じようにスタッフさんに呼ばれているみたい。
スタッフさんは、今は別の女子生徒に向けて手招きをしている。
それと、男子も数人呼ばれているようだ。
「俺、一緒に行こうか?」
倉本くんは心配そうな顔をしている。
そりゃそうだよね……。
霊感があるだろうスタッフさんに、幽霊が見える私が呼ばれているんだから。
でも他の生徒たちも一緒だから……多分、大丈夫。
「ありがとう。 でも呼ばれたのは私だから、一人で行ってくるよ。 その間、倉本くんはみんなと一緒に居て? 龍泉寺くんの体調は良くなったけど、今度は別のメンバーの誰かが具合悪くなる可能性もあるし……みんなのことを見ててもらいたいの」
「……わかった。 とりあえず一旦男子の方の部屋に行って、他のお守りを持ってきて班のみんなに渡す。 それでいい?」
「うん、私も何個か持ってきてるから もし足りなかったらあとで渡すよ」
「了解。 じゃあまたあとで」
不安はあるけれど、それでも私たちはそれぞれに動く。
いったい、私が呼ばれた理由はなんだろう……?
「お、来た来た。 君で最後、かな?」
呼ばれたのは、男子は六人で女子は私を含めて五人。
みんななんで呼ばれたのかわからなくて少しだけ不安そうな顔だ。
「いやぁ、急に呼んじゃってごめんね。 ここに集まってもらったみんなには、次のレクリエーションの準備を手伝ってもらいまーす」
楽しげに笑うスタッフさん。
ただ単に、準備のために呼ばれただけ……?



