あれから。
家族でも蒼永の誕生日パーティーをやり、桃ちゃんと大志くんもお祝いしてくれて。
バイトは夏休み中だけの予定だったけど、入れる時にこれからも入らせてもらえることになった。
リオンちゃんには蒼永を紹介した。
紹介したら、まさかの方向にいきました。
「咲玖ちんのフィアンセ、アランそっくりなんだけど!!リアルアランじゃん!?」
なんかあるアニメのキャラクターに蒼永がそっくりらしく、ものすごく興奮していた。
「ねぇコスプレしてみない!?衣装とかメイクとか全部ボクがやるから!!」
熱烈なお願いに流石の蒼永も押され気味。
でも正直コスプレをした蒼永、私も見たい!!
「蒼永、私も見たいな…」
「え…」
「そうだ!咲玖ちんも一緒にやらない?ヒロインがめっちゃかわいいんだよ!」
「いいの?やりたい!」
「えー…」
私もリオンちゃんも目を輝かせながら、蒼永を見つめる。
「お願い、やらせて〜!!」
「蒼永、お願い…?」
「……、……わかった」
「「やった〜〜!!」」
というわけで、リオンちゃんが衣装作ってくれてコスプレさせてもらえることに。
完成したら連絡してくれるって!
すごく楽しみ!!
そんな感じで夏休みは終わりました。