side 百合 ああ、しんどい 楓くんがたりない 体育もみんな楓くん楓くんって わたしのなのに そう思ってた時 「百合ちゃん!!」 大好きな声が聞こえた こんなわたしのために息を切らしてくれる人なら、信じてみよう そう思えた 体の疲れもあるのか、思ったことはすらすらと口から言葉となって出ていった