死にたい僕と死んじゃう君

「なんで、死んじゃうんだよっ……」

京子のお葬式の次の日から、俺に対するいじめはどんどんひどくなっていった。

京子にあって、話をすることだけが俺の生きがいだったのに……。

これから京子なしで、どうやって生きていけばいいのかわからない……。

「もう、死のうかな……」

正直、今はもう死ぬのは怖くなかった。

死ねば京子に会えるかもしれない、もう一度話せるかもしれない。

そう思うと、死ぬのは全然怖くなかった。