カフェとライター








え…誰、、、部屋を間違えたとか?

ゆっくりと、近づいて見つめる。と同時に、2回目が鳴る。映るのは、黒い帽子姿。……なんで、

部屋の前までついた先ほどとは違うピンポンの音に玄関ドア前で待機していた私は勢いよく開ける。

インターホンで見た真っ黒に



帽子から覗く目はしっかりと私を見ていて。ぱちぱちと思わずじいっと見てしまった。


なんでここに、

「…教えて貰った」

ひゅっ、と、息を吸って。第一声。私が声を出す前に、向こうから先回りして言われた返答。


誰に、とか思うよりも前に、教えて貰った…じゃなくって!




何してるんですか、誰かに見られたら、

勢いよくドアを開きながら、半歩後ろに下がれば、分かってはいるのかするりと、そのまま入ってきた。