「ごめんね。本当の私は、こんななの。
メイクを落としたら一重で目は小さいし、肌荒れもひどいし。
髪の毛だって、くせがひどくてセットしなかったらボッサボサ。
中学の時に「あんたみたいな女は結婚できないよ」って言われて、悔しくて。
必死で自分磨きして、新しい自分を見つけたの」
「……」
「素敵な結婚を夢見て、運命の相手との出会いを楽しみに入学してきたのに、
会って早々「顔が見れない」なんて言われて、めちゃくちゃショックだった。
でも、杉崎君は優しくて温かい人なんだってすぐに分かったから…
どうにか結婚に向けて一緒にいられるように、私なりに頑張ってきたつもり」
杉崎君は、私から目をそらさなかった。
ずっとそうしてほしかったのに、これはこれで気恥ずかしい。
「事情は分からないけど、杉崎君は私の顔が見れないんだもんね…。
それでも上手くやっていけたらと思ったけど、もう……諦める」
そこまで言って、急に涙が込み上げてきた。本当は、諦めたくなんてなかった。
「最後に、偽りの自分じゃない、本当の自分を見てほしかったんだ」
「最後…?」
「秋元君と話してね、もう、今回の課題の結果は関係なしにペアをトレードしようって。
私と一緒にいることが、杉崎君にとっても良いことだとは思えなくて…」
「そんな、勝手に決めるなよ!」
「だって!!」
数日前、思わず聞いてしまった杉崎君の本音を思い出す。
「私の顔見ると、気分悪いって……」
耳から離れない、あの時の声…。涙が後から後から溢れてくる。
メイクを落としたら一重で目は小さいし、肌荒れもひどいし。
髪の毛だって、くせがひどくてセットしなかったらボッサボサ。
中学の時に「あんたみたいな女は結婚できないよ」って言われて、悔しくて。
必死で自分磨きして、新しい自分を見つけたの」
「……」
「素敵な結婚を夢見て、運命の相手との出会いを楽しみに入学してきたのに、
会って早々「顔が見れない」なんて言われて、めちゃくちゃショックだった。
でも、杉崎君は優しくて温かい人なんだってすぐに分かったから…
どうにか結婚に向けて一緒にいられるように、私なりに頑張ってきたつもり」
杉崎君は、私から目をそらさなかった。
ずっとそうしてほしかったのに、これはこれで気恥ずかしい。
「事情は分からないけど、杉崎君は私の顔が見れないんだもんね…。
それでも上手くやっていけたらと思ったけど、もう……諦める」
そこまで言って、急に涙が込み上げてきた。本当は、諦めたくなんてなかった。
「最後に、偽りの自分じゃない、本当の自分を見てほしかったんだ」
「最後…?」
「秋元君と話してね、もう、今回の課題の結果は関係なしにペアをトレードしようって。
私と一緒にいることが、杉崎君にとっても良いことだとは思えなくて…」
「そんな、勝手に決めるなよ!」
「だって!!」
数日前、思わず聞いてしまった杉崎君の本音を思い出す。
「私の顔見ると、気分悪いって……」
耳から離れない、あの時の声…。涙が後から後から溢れてくる。
