「ま、まだ起きてたの?私お風呂に入ろうと思って…」
気まずさから背を向けたまま会話をする。
「いや、寝てたんだけどなんか目が覚めちゃって、ふとリビング見たら梨菜がいたから」
「ごめんね起こしちゃって!それじゃ、おやすみなさい」
早くその場を去りたくて、会話を切り上げお風呂場の方へ歩き出した時―――――
"ぎゅっ…"
「!?!?」
一瞬、何が起きたのか理解できなかった。
私は後ろから杉崎君に抱きしめられていた。
「え、ちょっ…杉崎君!?」
「なんか今日、放課後から梨菜の様子おかしかったから。何かあった?」
「な、何でもないよ!ちょっと眠くてテンション低かっただけ!」
「ほんとに?」
私を抱きしめる杉崎君の腕に、更にぎゅっと力が入る。
「ほんとほんと!全然何もないから!」
「帰ってきたらそのまま自分のベッド行っちゃうし。梨菜と話したかったのに」
「…っ!」
一体どういうつもりだろう。
確かに、徐々に距離は縮まってきていると思ったけど、こんなことは初めてだ。
今ならもしかして……
私は杉崎君の腕を振りほどき、パッと後ろを振り返った―――
気まずさから背を向けたまま会話をする。
「いや、寝てたんだけどなんか目が覚めちゃって、ふとリビング見たら梨菜がいたから」
「ごめんね起こしちゃって!それじゃ、おやすみなさい」
早くその場を去りたくて、会話を切り上げお風呂場の方へ歩き出した時―――――
"ぎゅっ…"
「!?!?」
一瞬、何が起きたのか理解できなかった。
私は後ろから杉崎君に抱きしめられていた。
「え、ちょっ…杉崎君!?」
「なんか今日、放課後から梨菜の様子おかしかったから。何かあった?」
「な、何でもないよ!ちょっと眠くてテンション低かっただけ!」
「ほんとに?」
私を抱きしめる杉崎君の腕に、更にぎゅっと力が入る。
「ほんとほんと!全然何もないから!」
「帰ってきたらそのまま自分のベッド行っちゃうし。梨菜と話したかったのに」
「…っ!」
一体どういうつもりだろう。
確かに、徐々に距離は縮まってきていると思ったけど、こんなことは初めてだ。
今ならもしかして……
私は杉崎君の腕を振りほどき、パッと後ろを振り返った―――
