悪魔と私



「「あ……。…すみません……」」



「でも、気づかれちゃいけないんじゃ…?」


今度は怒鳴らず、普通に訊いてくるサン


「ああ…だから、気づかれなければ良いんだよ」


「「は?」」


「だから、気づかれないうちに殺るんだよ」

「どうやって…?」


焦らされ、少し不機嫌なアイルは怪訝に訊ねる


「そのままだ。影から殺る。もし気づかれたら記憶を失くす」


「…分かりましたよ。貴方は何を言っても聞かないですしね」


「えぇっ?サン君まで…」


「行きたくないなら、残っても良いんだぞ?…寧ろ、危ないからついて来るな」



「―――っ…行くっ!」