「……はーい………」
クロードに睨まれ、かなり落ち込むサン。
(ちょっとかわいそう…)
「それで、俺達はアイルの失った記憶を取り戻したいのだが、どうすれば取り戻せる?お前なら分かるだろ?」
落ち込むサンに話題を変えるように、さっそく本題に入るクロード。
「おねーちゃんの記憶ですか?知ってますけど……とても危険ですよ?」
サンは不安げにクロードの目を見つめる。
「いいから話せ」
「……分かりました…」
サンはアイルの方へ向き直り、渋々話し始めた。
「おねーちゃんはラリーフの花のせいで記憶が失われたって、前に言ったよね?」
クロードに話すときとの違いが少し気になるが、あえて突っ込まず、上下に首をふる。


