悪魔と私



「やっぱり…サンルド、か…」


「サンルドって…サン君の本名だよね…クロ、知り合いなの?」


「ああ、こいつは俺の弟子というか、なんというか…」


「まあ、クロード様、こんな所で喋ってないで、ぼくの家でゆっくり話そうよ♪」


クロードの説明を遮り、サンはアイルに提案した。


「いいね!ちょうどサン君の家に行こうとしてたんだけど、迷子になっちゃってて…」


アイルの発言にお前のせいだろ…と誰にも聞こえないように呟くクロード。


「では行きますよ。《テレポート》!」


サンがそう叫んだとたん、黒い光がクロード達一行を包み込み、周りの景色が歪んでいく。


そしてそのまま、その場に居たルーゼ以外の皆の姿は一瞬にして消えた。