クロードは尚も愚痴を溢している。
「だから、何で小道を歩いていたのに、いつの間にか獣道に出てるんだよ?」
そう。
クロードの言うとおり、アイルの案内どおりに行ったクロード一行は、いつの間にか獣道を歩いていた。
さすが方向音痴女王、アイル。
どんなに簡単な道筋でも、絶対に迷子になってしまう。
「ごめんって~ホントここどこぉ?」
ルーゼといえば、呆れて何も言えないらしい。
後から無言でついてきているだけだ。
まあ、静かなほうがいいが。
と心の中でクロードはそう思っていたりするが、あえて言わないでおいた。


