悪魔と私



「人間にしたって…魔法だよね?でも…ヘビを人間にして、しかも喋らせるなんて、相当な魔力がないと、できないよ」


「ああ、それは、俺が悪魔だからだ」


不思議そうに顔を傾げるアイルに、クロードは平然と答えた。


「へえ…そっかあ……って、悪魔ぁ!?悪魔って、お話に出てくる、あの悪魔!?」



(冗談…だよね?そんなのがいるわけないっ!)


驚いてクロードを見ると、縮こまって肩を震わせている。


…どうやら、笑いたいのを必死で堪えているようだ。



あんまり笑わないと言うイメージがあるクロードが、笑いを堪えて肩を震わせている。



(何がそんなに面白いの?私何かしたっけ…)


「なっ何っ?」


「わ…悪い…出会ったときと、同じ反応するから…」