悪魔と私



「…クロード・デルーリア、か……?」


……。

(この声は…!ったく…こんな時に…!)



「ふっ…その無愛想さは今も健在って訳か、クロード!」


無視が一番、と思い無視し続ける。



「おい、またシカトかぁ?
…ったくよぉ、お前の探しモンは、コレじゃないのかぃ?」


(探し物?…まさか…!)


勢いよく振り返ったクロードの目に映ったのは、やはり想像していた通り、男に担がれたアイルの姿だった。


「ガール・ゲイド…」

「おっ。俺の名前を覚えてるとは…感激だぜ、クロードサマ」



ガール・ゲイド。


同じ悪魔で昔の俺の知り合いだ。