煽るなよ…煩くなるだろ……。
と心の中で思っていたりするが、キレているサンには逆らわないほうが良いと、過去の経験からして何も言わない。
「あ?だから、雑魚はいくら集まっても同じだって言ったんだよ。…一回で聞き取れよな」
「お前…っ!!そんな口利いた事、後で後悔するんじゃねーぞ!」
「お前こそ、後悔してもしらねーぞ」
サンの毒舌に、どんどん青筋(?)にシワが寄ってきている悪魔。
いい加減、大人気ないな…
……いつも大人気ないが。
普段、フリフリの服を着た五歳児に化けているサンを思い浮かべ、苦笑いを浮かべる。
…とそこでアイルの存在を思い出し、アイルが隠れている草むらを見遣る。
アイルは草むらからちらちらとこちらを見てるが、やっぱり暗闇では見えないらしい。


