「ん……かりん」
夜紘くんがわたしの上に覆いかぶさったまま。
こ、これどうしたら……!?
「夜紘、くん?」
「…………」
えっ、まさか寝た?
「ぅ……意外と重い」
このままじゃ、わたし押しつぶされちゃう。
「やひろく……ひゃっ」
「……かりん」
「ま、って。耳元で話しちゃ……っ」
熱い吐息がかかるのくすぐったい。
「……今のかわいー」
「っ……、耳噛むのダメ……」
指先で耳たぶを撫でたり、甘く噛んできたり。
夜紘くんの指も唇も吐息も……ぜんぶ熱い。
それがわたしの身体にまで伝染してるみたいで。
「……叶琳から甘い匂いする」
「あぅ……」
「抑えらんない。……甘い叶琳もっと欲しい」
「んっ」
すくいあげるように唇が塞がれた。

