「わ、わたしそばにいるから。ね?」
「……ん。ずっとそばにいて」
さすがに病人なので、やっとおとなしく寝てくれた。
ふぅ……わたしのほうが熱あがっちゃいそう。
「夜紘くんの寝顔綺麗だなぁ」
スヤスヤきもちよさそうに寝てる。
このまま熱が下がってくれるといいんだけど。
それから少しして、夜紘くんが目を覚ました。
「ん……あつ……」
寝てるとき汗がすごいから、濡れたタオルで顔を拭いてあげてたんだけど。
これ着替えたほうがいいのかな。
「ねー……かりん、あつい」
放っておいたらますます悪化しちゃいそう。
「いったん着替える? えっと、身体つらくない?」
「……死ぬほどつらい」
「わたし着替え持ってくるから、その間に起きれそう?」
「……ん、起きる」

