いつもふたりとも言い合いばかりだけど、お互いのこと理解し合ってるのかな。
「仕方ないなぁ。僕が買ってきてあげるかー。叶琳ちゃんに看病まかせてもいい?」
「あっ、もちろん!」
「それじゃ、僕少し外に出るから。もし夜紘がほかに何か欲しいものあるって言ったら連絡ちょうだい。まとめて買ってくるから」
なんだかんだ陽世くんがお兄ちゃんなんだなぁ。
面倒見いいし、夜紘くんのことよくわかってる。
陽世くんが出かけてから、再び夜紘くんの部屋へ。
「夜紘くん? ちゃんと寝てる?」
「ん……熱い……溶ける」
「えっと、スポーツドリンクと身体の熱取るもの持ってきたからね」
夜紘くんの頬が真っ赤。
それにちょっと息も苦しそうだし。
こんなに弱った夜紘くんは、はじめて見たかも。

