ちょっとずつ陽世くんの足音が遠ざかっていく。
少しして、完全に陽世くんがいなくなったところで。
「ぷはっ……」
やっと苦しさから解放。
「あんま声我慢できてなかったね」
「夜紘くんのせいだよ……!」
「感じやすい叶琳のせいじゃなくて?」
「うぅ、もう寿命が縮まったよぉ……!」
ほんとにあとちょっとでバレてたかも。
「夜紘くんのイジワル……っ」
「かわいー叶琳限定でね」
もしかしたら、勘のいい陽世くんなら気づいてた?
いや、まさか……ね?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…