「新川 爽玖。お前、知らない?」 「え?知ってるけど」 「あ、いやその前から」 「え………何言って」 そんな、映画や小説のような、本当は昔会っていたというような偶然的なものがあるのだろうか。 全く、記憶にない…。 「俺は、お前と小学校が同じ。だからな、知ってる。爽玖は… お前と同じ、小学校」 別に、驚かなかった。 まあ驚くは驚くけど、あまり小学校で低学年や高学年との交流がなかった小学生時代。別に驚きはしなかった。 「ふーん?そうだっ、たんだ。」