死にたがりやな君は、わたしのヒーローでした。



ある日。






俺は、心も体も痛くて耐えきれなくて、休み時間に逃げて、学校の校舎にある小さな遊具に登った。


そこから、飛び降りようと思った。


よし。今なら後ろに先生も、生徒もいない。


死ねはしないかもしれない。



でも、この遊具は高いから。
もしかしたら。死ねるかも。死ねなかったら、プールにでも飛び込んで死のう。

怖いけど。死ぬのはやっぱり怖いけれど、辛いから。もう死のう。
 


−そう思って、目を閉じ、俺はせーのっと飛び降りた。