どうしてかは分からない。

最近私にとって好都合なことばかり起こるのだ。



最近、恋高美羽っていう人達が

私の所に来なくなった



あの人は優しくなって本当に

私の母か分からなくなっている



そして、私はいつも心が清々しい

いつも気持ちが軽くてわくわくしている



「そうだ!!今日こそは
光莉の家に行かなくちゃ。急げーー」


……あれ?光莉の家ってどこだっけ?


家に帰りたくない時に毎日とでも言っていいほど

通いつめていたはずなのに。


……最近行ってないから忘れたのかなっ!!


歩いていればそのうち分かるはず。そうだよね。



「あれっ?ここだっけ光莉の家。」



見た事はあるけどない気がする

変な感覚が身体中をめぐる。


インターホンを押したもののいつまで経っても

誰も出てこない。


変な感じがしたから思い切って扉に手をかけた。

あれ……鍵が開いてる?


「し、失礼します。……あれ?真っ暗。
すみませーん!!誰かー?」



どうしてか光莉のお母さん、お父さん、お姉さん

弟さんも誰も居なかった。


少し不思議に思いつつ光莉の部屋の前に立つ。



「おーい光莉ー?入るよー。」




ゆっくり扉を開けるとそこには


今にも消えてしまいそうで透明な…バク?

に包まれながらベットに横たわる


光莉の姿があった。



「光莉っ!?大丈夫……っ!?」



私は直ぐに駆け寄った。

直ぐに消えてしまいそうなほど光莉は透明だった



「あい。っゴホッゴホッ…来てくれたんだね。」


「光莉……どうしてこんな事に?」


「なんかね、ケホケホっ……前にでっかい

未確認物体見に行ったでしょ……っ?

あの時からっ少し調子悪くて……ゴホッ。

言えてなくてごめん。ゴホッゴホッ」