私は驚いてしまった。結婚?!蓮君と?!
私はもう興奮状態。でも嬉しい。よし。ちゃんと蓮君を見送ろう。
「ありがとう。蓮君。20歳になったら結婚しようね。」
蓮君の顔は赤くなっていた。
「じゃあ。行ってくる。笑菜との、再会を誓って。」
そう言って、蓮君は、部屋のドアに向かって歩く。
「ありがとうございます!蓮君!再会しましょうね!」
「ああ。じゃあな。」
蓮君がドアから出ていく。
「蓮君!ありがとうございました!」私は蓮君が見えなくなるまで、見送り続けた。
あと、4年。また蓮君に会える日が来るまで。私は頑張る。