え?
私は声のした方を見た。
そこには
「し…ずく?」
浮いている雫がいた。
雫は目を丸くした。
『見えるの?』
「うん。え?ほんと雫なの?」
『そうだよ』
生きてたんだ。
「よかった」
『ん?何が?』
「雫生きてて良かったって思って」
『生きてないよ』
ズバッと言われた。
「え?だって雫今ここにいるじゃん」
『いるね』
「じゃあ生きてるってことじゃないの?」
『死んでるんだよ』
「なんでここに居るの?」
『なんか、神様?に1週間ここに居ていいって言われたから来た」
「へぇ〜」
『リアクション薄くない?』
「だって実感ないんだよね」
『あ〜ね』
「つまり、まだ一緒にいれるってこと?」
『そういうこと』
「そっか。じゃあ楽しも?」
『え?』
「雫が1週間後いなくなっても悔やまないように」
雫は目を伏せた。
『桜は変わらないな』
「え?何?」
『ううん。なんでもない。いいよ。楽しも』
「うん!」
こうして幽霊雫と私の生活が始まった。
私は声のした方を見た。
そこには
「し…ずく?」
浮いている雫がいた。
雫は目を丸くした。
『見えるの?』
「うん。え?ほんと雫なの?」
『そうだよ』
生きてたんだ。
「よかった」
『ん?何が?』
「雫生きてて良かったって思って」
『生きてないよ』
ズバッと言われた。
「え?だって雫今ここにいるじゃん」
『いるね』
「じゃあ生きてるってことじゃないの?」
『死んでるんだよ』
「なんでここに居るの?」
『なんか、神様?に1週間ここに居ていいって言われたから来た」
「へぇ〜」
『リアクション薄くない?』
「だって実感ないんだよね」
『あ〜ね』
「つまり、まだ一緒にいれるってこと?」
『そういうこと』
「そっか。じゃあ楽しも?」
『え?』
「雫が1週間後いなくなっても悔やまないように」
雫は目を伏せた。
『桜は変わらないな』
「え?何?」
『ううん。なんでもない。いいよ。楽しも』
「うん!」
こうして幽霊雫と私の生活が始まった。


