君は本当に猫みたいだった。




ミケはいつだってマイペースで自由気まま。

高い所が好きで簡単に登るし、華麗に降りる。

ふわふわした毛は柔らかくてずっと撫でていたい。

ひなたが好きで気づいたら眠っている。



そんな、子猫、だ。



僕はもう一度、ミケとの生活を始めようと思う。

“ミケ、おやすみ。また明日。”