星くんは私以外に懐かない

ここは快く貰っておこう。

「…あ、ありがとうございます!」


「ん」

そう言ってスマホを見始めてしまった。

バスは乗る人が全然いなくてずっと男の子は私の後ろに座っていた。


私はドキドキがずっと止まらなかった。

初めて話した…


弟ぐらいしか、異性と喋らない私は一瞬喋っただけでもドキドキしてしまった…

「〇〇駅〇〇駅終点です」

40分乗って着いた駅。

電車の出発は後15分後。


私は走ってパスモにお金を入れてコンビニに向かった。

そしてスイーツコーナーでシュークリーム1個とカフェオレを2本買った。


あの男の子は多分甘党。