それと普通に食べたくない！

「……い、、」

"いや"て、ただそう言えばいいのに…

それが出てこない。


私が下を俯いていると、

「白石先輩。芽衣は今私とお昼を食べてるんです！お引き取りください！」


美玲ちゃん！

パッて、私が顔を上げると美玲ちゃんは、ニコッと笑った。


「えー」

「白石先輩なら芽衣じゃなくても他にいるでしょ、ほらっ」

と、美玲ちゃんは廊下の窓から私たちの方を覗いてる他のクラスの人や先輩。

私のクラスの人たちを指した。


「それはなー。じゃあ、芽衣ちゃん。帰りは一緒に帰ろうねー」

「白石先輩！」

と、美玲ちゃんが言う頃には白石先輩はどっかに行ってしまった。