星くんは私以外に懐かない

私はシュガーの着いたドーナッツにチョコにカラフルなパラパラが着いたドーナッツと2個買った。

星くんはと言うと、目をキラキラさせながら私と同じチョコとシュガーに、抹茶味のドーナッツを買っていた。

「いただきますー!」

私はパクッとドーナッツを口にした。

ん〜

美味しいー!!

星くんはマスクを取ってパクパクと目を輝かせながら食べていた。

…かわいい

私は2個ペロリと食べてしまった。


夕飯食べられるかな…なんて、食べた後に後悔。

「美味しかったねー」

「うん。」


いつもと同じ一バスに一緒になって帰った。

「芽衣昨日、帰りバスいなかったね」

と、急に星くんから質問された。


「昨日、それっ、友達の家で作ってたから」

私はの星くんが持っている紙袋をさした。