星くんは私以外に懐かない

「ひぇっ!」

びっくりして変な声出た。

顔を見上げるとなんと綺麗な顔。

顔のパーツほとんどが綺麗に揃ってる。

これがイケメンとゆうやつだろう。

…星くんもイケメンだけど、

て、今はそうゆうことじゃなくて!


「あはははっ、面白い。名前は?俺は白石久貴(しらいし くき)」

「…白雪、芽衣…」


まだ、慣れてない人と喋るのは難しい。

声が小さくなっちゃう。

てか、この人2年生だ。

この学校は1年生はラインに赤が入ってる上履き。

で、先輩が履いてる上履きは黄色


「芽衣ちゃんね」

よく聞こえたな…あんな小さい声で…


「では…!」

と、去ろうとしたら、手首を掴まれて「芽衣ちゃんて、俺のこと知らない?」

なんて聞かれた。

この人は何を言ってるのだろうか

私たち今さっき会ったばっかりなのに…

てか、手!離して

「知らないようだねー。俺結構有名だと思ってたんだけど、」

と、パッと私の手を離してくれた。