5時50分
重いドアを開けるとふわっと風に揺られて冷たい空気が私の顔をくすぐる
うっ、寒い…
私は巻いている白色のふわふわマフラーに顔を埋めた。
すると、隣にある扉も開いた。
私の家はアパートで隣には私と多分同い年の男の子の家族が住んでる。
今年の春から引っ越してきたばかりで、特に仲良いわけじゃないけど、ここは田舎でバスが1日に片手で数えられるほどしかない。
だから自然に同じ時間に家を出ている。
男の子はいつも白色のマスクをしていて茶色の髪の毛はふわふわしている。
マスクで顔はよく見たことがない
足が私より早い男の子は私より数歩前を歩いている。
向こうがイヤホンしていて話しかけてこないし私も人見知りで慣れない人と喋るのは難しいから、喋ったことは一回もない。
私、白雪芽衣は田舎に住んでいる高校一年生。
腰まで伸びた黒髪はいつも下ろしている。
私には都会で一人暮らしをしている双子の姉と1人の弟がいる。
高校生になってから毎日5時50分に家を出ていたためこの生活も慣れた。
今は冬。
めちゃくちゃ寒い。
重いドアを開けるとふわっと風に揺られて冷たい空気が私の顔をくすぐる
うっ、寒い…
私は巻いている白色のふわふわマフラーに顔を埋めた。
すると、隣にある扉も開いた。
私の家はアパートで隣には私と多分同い年の男の子の家族が住んでる。
今年の春から引っ越してきたばかりで、特に仲良いわけじゃないけど、ここは田舎でバスが1日に片手で数えられるほどしかない。
だから自然に同じ時間に家を出ている。
男の子はいつも白色のマスクをしていて茶色の髪の毛はふわふわしている。
マスクで顔はよく見たことがない
足が私より早い男の子は私より数歩前を歩いている。
向こうがイヤホンしていて話しかけてこないし私も人見知りで慣れない人と喋るのは難しいから、喋ったことは一回もない。
私、白雪芽衣は田舎に住んでいる高校一年生。
腰まで伸びた黒髪はいつも下ろしている。
私には都会で一人暮らしをしている双子の姉と1人の弟がいる。
高校生になってから毎日5時50分に家を出ていたためこの生活も慣れた。
今は冬。
めちゃくちゃ寒い。



