「ふぅー」

これで朝の私の仕事は終わり!


学校まで時間があるからテレビを見て暇をつぶす。

あっ。

5時48分。

私はバックを持って立ち上がった。


「行ってきまーす」

「行ってらっしゃい」

「んふらー(いってらー)」


琉衣はパンを口に詰めたまま言った。

マフラーとコートをきて学校指定のローファーを履いて家の鍵を開けて家を出た。

そしてすぐに隣のドアも開いた。


「おはよう…芽衣」

なんて、眠そうな星くんの挨拶。


「お、おはよう。星くん!」


昨日までとは違う朝になっていた。