君がいなくなった世界

「うん!翼ママはー?」

「……」

「どうしたの?」

「ももちゃん、落ち着いて聞いてね?」

「?分かった……」

胸が嫌にザワっとした。

すごく、すごく嫌な予感がする。

聞きたくない。聞いたらダメ。

どこかでそう言われているみたいだった。

どうせ、嫌な予感なんて当たらない。

今までだって、そうだった。