ダメ元で門の横にある通路の緑色の網目状になっているドアを押してみる。
休日の夜なのに、鍵がかかっていなかった。
キィ……という音を立てて、呆気なくそれは開いた。
ラッキーと捉えるべきなのか、いつも鍵を閉めてくれる人を恨むべきなのか。
その通路を通って、何故か鍵がかかっていない一年生の昇降口から夜の学校に入り込んで屋上へと急いだ。
明かりがひとつもない。
でも廊下だけはぼやっと明るく見える。
暗い学校をスーパームーンの光が照らしてくれている。
窓がある所は、そのおかげでスムーズに移動することが出来た。
休日の夜なのに、鍵がかかっていなかった。
キィ……という音を立てて、呆気なくそれは開いた。
ラッキーと捉えるべきなのか、いつも鍵を閉めてくれる人を恨むべきなのか。
その通路を通って、何故か鍵がかかっていない一年生の昇降口から夜の学校に入り込んで屋上へと急いだ。
明かりがひとつもない。
でも廊下だけはぼやっと明るく見える。
暗い学校をスーパームーンの光が照らしてくれている。
窓がある所は、そのおかげでスムーズに移動することが出来た。



