君から声がかかる前に

「ほんと?じゃあ決まりっ!」

そう言うと自分で小さいベルを振って店員さんを呼んだ。

「ご注文お伺い致します」

可愛い制服の店員さんが注文を取りに来てくれた。

ミルクチョコレートのような優しい茶色に白がマッチしている。

まるでオシャレな私服という感じの着心地もよさそうな制服だ。

「少々お待ちくださいませ」

気づいたら注文は終わっていた。

「何頼んだの?」

「来るまで秘密」