黒山の目は濡れていた。

揺らいじゃった自分が悔しいんだ。

だから、恋が怖くなった。

自分がまた揺らぐのが怖くて、私を傷つけるかもしれなくて。

黒山くんは話してくれた。

次は私の番だ。