勉強は恋のキューピッド。


私がそんなことを考えていたら、突然、男子が話しかけてきた。


「あの、名前何ですか?」


「その前に椅子に座ろう⁈ 寝っ転がってちゃ話が出来ないし」


 私達は椅子に座って話をした。


「あの、名前何ですか?」


「私は朝木未来(あさぎみらい)。あなたは? 後、なんで敬語なの? 私達、同い年だし敬語使わなくていいんじゃない?」


「あ、そうです……そうだね。俺は、夜咲彼方(よるさきかなた)。勉強が苦手で、運動が得意。自慢は………」


一体どんな自慢だろう?


ノー勉でテスト受けたらたまたま満点だったとか?(そしたら凄すぎる)


100人で鬼ごっこして、開始1分で全員捕まえたとか?(運動得意らしいし)










「俺が小中学校でやったテストの点数は最高2点、最低0点っていうことだ!!」


「えええええええええっっっっっ⁈⁈ どんだけ頭悪いの!」


「まあ、七海学園にはギリギリ合格できたんだけど」

 
よかったが、大丈夫か、夜咲⁉

 
このままだと、留年しちゃうかもしれないよ!


でも、それを知って、何をしてって言うの?


ま、まさか……。


「俺、勉強が苦手で、このままだと、とんでもないことになってしまいそうです。だから……」


 や、やっぱり⁈⁈
















「朝木未来さん! 勉強、教えてくれませんか?! 一生のお願いです‼」
 









 



やっぱり、そうだぁぁぁぁぁぁぁ‼‼

 
しかも土下座して言ったぁぁぁぁぁぁ‼


でも、一生のお願いですって言われちゃったし。


もう! こうなったらぁぁぁぁぁ!


「教えてあげますよ、全力で! 2点を50倍の100点にしてやりますよ‼ 覚悟していてくださぁぁぁぁい‼‼‼」