啓吾くんにもらった1本のバラを眺めて、でも心は放心状態。

とうとう、突き放されてしまった。

今までは、「パートナー」って関係を、なんとか保ってきたのに。

最悪だ。

結局昨日は、足早に部屋に戻って、すぐにベッドに潜り込んだ。

啓吾くんが声をかけてくれたことに、気づかないふりをして。