御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。

「わざわざ2人っきりにしておいて、俺だけが食べるなんて、そんな最低なことしないよ」


そう言ったあと、『おいで』と私に手を差し出して、ソファーから立たせてくれた凪くん。


「…ありがとう…」


いろいろと…


私の言葉に優しく目を細めた凪くんは、ケータリングの前に行ってお皿を持つと、私の方を振り向いた。


「何が食べたい?」


え、えっと………


どれもすごく美味しそうで選べない…


料理を凝視しては唸る私に凪くんは『これとか?』と声をかけてくれた。


「これは妃奈好きだと思うよ」


凪くんが、『妃奈が好きそう』と言って選んでくれるものに間違いはないことを知っている。


だから私は、凪くんが示した料理を見て、首を縦に振った。


「……もしよかったら、、凪くんのおすすめのものを取ってもらってもいいかな?私全然分からなくて…」


凪くんの負担になってしまうかもしれないけど、このままだと悩みすぎて凪くんを待たせちゃうから…